経営改善計画書 策定支援

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経営改善計画とは


金融機関から計画書を作って欲しいと言われたから作るのでは遅い!

何のために計画が必要なのかを知ってから作成しましょう

借入先の金融機関から「経営改善計画書」を作ってください、と言われたことはありませんか?どうやって作るのか全く分からないので、とりあえずインターネットで検索して作ってみた、という方は多いのではないでしょうか?どうせ、書面が必要なだけだろうと思って作っていたとしたら勿体無いです。
仕事は人の人生そのものとも言えるものです。過去の偉人・賢人の言葉から、計画策定の意義をお伝えしていきます。

亡国は亡に至って而る後亡を知る(荀子)-危うくなってからでは遅い-

兆しを見逃さず現実を見る

 

荀子曰く『王者は日に敬(つつ)しみ、覇者は時に敬しみ、僅(わず)かに存するのみなる国は危くして而(しか)る後之を戚(うれ)へ、亡国は亡に至って而る後亡を知り、死に至って而る後死を知る。』(『荀子』彊国)。
 
王者は日々を大切にする、覇者は敵が多いので時々油断がならない、亡国は自らが滅んだ時に初めて「ああ、今、滅んだのか」と気が付く。厳しい言葉である。

これまでご支援してきた中小企業の多くは再生途上にあり、少なからず、この言葉を嘆じざるを得ない企業様もありました。どこかで必ず再生できる兆しがあったはずなのです。まず、現実を認識しましょう。自らの苦境に目を伏せることなく、向き合うことで一歩目が踏み出せます。

為せば成る -必ず何とかなると考える-

上杉鷹山「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」

 

上杉鷹山は財政破綻寸前だった米沢藩を再建しました。多くの抵抗に遭いながらも志を同じくする家臣や領民らと協力しながら国を発展させていったのです。自ら倹約に実践するとともに、米沢織や新田開発など産業振興にも大きな功績を残しました。部下や領民を叱咤激励する中で、できない理由を考えるな、行動すれば道は開かれる、と前向きな姿勢を貫いた中で生まれた言葉でしょう。

今、厳しい環境にあっても、まず、何とかなると前向きに考えていくことが重要です。無理だと考えていると何も実行せずに終わってしまいます。何とかなると考えて経営改善策を着実に実行に移していきましょう。結果を急がず、少しずつ効果が出てくることを期待して、一度で終わらず、何度もチャレンジしていくことも必要です。

雷風恒(らいふうこう)恒は亨る -ニーズを捉え、勇気を持って変化し続ける-

変化を受け入れることで道は開かれる

 

易教 雷風恒(らいふうこう)第32卦 『恒は亨る。咎なし。貞に利あり。往くところあるに利あり。』 正しい道を継続していけば道は開かれる。節度を守ることで成果は現れ、進むべき道に進めばうまくいくだろう。という趣旨の言葉で卦辞(かじ)と呼ばれる部分です。
易経は変化の法則を示す書と言われています。易を論ずれば長くなりますが、伝説の帝王伏羲(ふっき)が基本を作成し、周文王(しゅうのぶんのう)が六十四卦を整え、周公旦(しゅうこうたん)が爻辞を作り、孔子が十翼(じゅうよく)という解説を書いてまとめたと言われています。占いの書として有名ですが、本来は変化の原理を読む書と言えます。
その易経の第32卦の雷風恒(らいふうこう)は理想的な夫婦の在り方を示す卦です。夫婦は結婚後にお互いの意見や生活スタイルなど、擦り合わせを行いつつ良い関係性を構築していきます。これを経営に当てはめてみることができます。
かつては、取引先に恵まれて創業・設立された企業も時代の変化とともに外部環境が変化すれば、商品も人間関係も、場合によっては取引先も業態も変化をしていきます。コカ・コーラも、時代に合せて少しずつレシピを変化させていると言います。トヨタのカイゼンは良い方向に変化していますが、改善するという行為は変わらない。時代に合わせて少しずつ変化しています。
変わらないようで変化している。このような変化を『恒』といいます。恒常の『恒』は心を表す りっしんべん「忄」 に亘という字で構成されています。亘は元旦の旦の字に一本上に一が付いています。地平線から太陽が昇る姿を表現しています。同じ「つね」でも「常」という字は全く変わらない状態を示しています。毎日上る朝日は同じようでも、恒(つね)に違う顔をして上っているのです。いつもと同じでは時代に合わなくなってきます。中小企業も時代に合せて変化していかなければならないのです。

彼を知り己を知れば百戦殆ふからず-ビジネスモデルの整理-

ニーズは変化したのか?自社の強みは?

 

孫子曰く「彼を知り己を知れば百戦殆ふからず。彼を知らずして己を知れば一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば戦ふ毎に必ず殆ふし。」

商売はライバルとの熾烈な競争ですので、戦いに置き換えて考えることができます。取引先がどのようなモノを求めているのか、ニーズが分かれば商売はやりやすくなります。また、自分自身がどのような商売ができるのかを知ることで、将来への準備ができます。
改善・再生途上にある経営者には、自分のことばかり話をする方が多い一方で、他者(取引先やライバル会社)のことは多くを知らず、駆け引きが苦手な方が多いように思います。若しくは、知っているけど手を付けられない状況にあると諦めてしまいます。

計画策定にあたっては、外部環境はどうなのか、自社(自分自身)を知ることがから始まります。自分を知るためには、今に至る経緯を知る必要があります。

御社はどのような事業をしていますか?
「卸売をしています」
「製造業です」
具体的にはどんなモノを卸売していますか?どんなモノを製造していますか?
経営者からすれば、見れば分かるだろうという気持ちもあるでしょうが、こうした事業内容を文章にしてみると、経営者自身の気が付かなかった強みも見えてきます。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ -他人の失敗から学ぶ-

今までやってきたことや成功体験に縛られない

 

1873年(明治6年)に岩倉使節団が新興国のドイツ王国を訪問して、鉄血宰相と呼ばれたビスマルクと会談し、様々な助言を受け、後の明治政府に多大な影響を及ぼしました。ビスマルクは明治時代に日本人に大変尊敬されていました。
そのビスマルクの言葉です。

Nur ein Idiot glaubt, aus den eigenen Erfahrungen zu lernen.
Ich ziehe es vor, aus den Erfahrungen anderer zu lernen.

(自分の経験からしか学ばないのは愚か者だ。私は他人の経験から学ぶ方を選ぶ。)

これを、『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』と明治時代の人は解釈して訳しました。当時の日本人の咀嚼力には感嘆させられます。
 
多くの中小企業が過去の成功体験に縛られています。成功していなくても、これまでやってきたことに縛られていると言った方が良いでしょう。昔からやってきたことだから、とか、上手く行っている、ということほど注意して意思決定していくべきでしょう。ニーズは大きく変化し、頭打ちになることが多々見られます。かつてのコダック、シャープ、今苦境にあるインテル、など、自らの強みや過去の成功体験に縛られ過ぎて、新しい発想が生まれなかったのではないでしょうか。大企業の受託先、パートナー会社として活動することの多い中小企業にとっては、業界の再編は大きな打撃となっています。そうしたことは、何も今に始まったことではなく、既に過去にどこかで似たようなことが起きていたはずなのです。でも、自分は違うから、業界が違うから、と目を伏せてしまう。過去の失敗事例にも目を向けて、そうならないように過去の失敗事例=『歴史に学ぶ』 のです。

「勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求む」-勝つからには理由がある-

無計画は仕事を増やすだけ-忙しいからと言い訳しない-

 

再び孫子の言葉。
「勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求む(しょうへいはまずかちてしかるのちにたたかいをもとむ)」— 出典:孫子『孫子兵法』 勝つ準備が整ってから戦うのが真の強者である。逆に言えば、準備も戦略もないまま動き回るのは敗者のやり方、ということです。
 
原文は、「敗兵は先ず戦いて而る後に勝ちを求む」(敗れる者は、とりあえず戦ってから勝とうとする)と続けます。
これは忙しくしていることで平常心を保とうとする経営者の姿と重ね合わせられそうです。つまり、「忙しく動く=敗者の思考になりやすい」という強烈な教えです。
 
計画はまさに段取り八分です。
段取り八分は元々、大工の言葉でした。日本人は大工仕事が得意だったそうで、明治期に日本に来た外国人が日本人の段取りの良さに驚いたという文献が多数残っています。巨大な電波塔やタワーマンションや商業施設も計画があってこそ完成するのです。計画が曖昧だとどこかでひずみを生み、遅れや資金不足が生じてしまいます。
計画は作って終わりではありません。実行しなければ作らないのと同じです。いわゆる絵に描いた餅にならないように、実効性の高い計画を策定していきましょう。

経営改善計画策定をご希望の方

何らかの事情で当方に経営改善計画書を策定して欲しいという方につきましては、最低1年間の顧問契約をお願いしております。初回でミスマッチしないために、有料(15万円)ですが、1回だけ財務分析等をしたうえでのスポット訪問を実施しております。スポット訪問後、顧問契約をご検討ください。東京、埼玉、千葉、神奈川、以外の遠方の方につきましては交通費等を含めてのご請求となります。

・売上高10億円以下の中小企業様
・中小企業庁の中小企業に該当する法人および小規模事業者様
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